2009年06月29日

元気一杯 福岡

福岡食べ歩きの2店目は、こだわりの店「元気一杯」です。この店の噂は以前から聞いていて、前回の帰省時にも食べ歩き候補になっていました。味に対する評価も高い店ですが、独特の頑固さでも有名。「他の人とちょっとでも違う動きをすれば、店から追い出される」、「スープから先に飲まなければ、追い出される」など、とにかくすぐに客を追い返してしまうという噂。もちろん写真撮影もダメ。携帯もタバコもNGです。

店先に看板はなく、取材も受け付けないため、口コミのみで客が集まってきています。入り口前に「ピンクのバケツ」が置いてあれば営業中。このバケツは元々、店外にならんで待つ人用の灰皿。バケツを目印にしているのではなく、実用のために出しているだけのようです。

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どんな怖い親父なのかと怯えつつ入店すると、「いらっしゃいませー!」という明るい声が迎えてくれました。店主の、まさに「元気一杯」な挨拶。噂と違ってなかなか気持ちのいい店です。店内の壁には、写真撮影、携帯電話、喫煙お断りのマーク。それから、「当店は「ラーメンはスープが命」とこだわる人が集う専門店です。「スープから味わう食べ方」がお好みに合わない場合は、当店のご利用をご遠慮下さい」」というようなことが書かれています。

卓上には高菜漬が置かれています。でもこの高菜漬を先に食べてはいけません。そんなことをすれば、「高菜漬を食べた後にスープの味が分かるわけがない」と、すぐに追い出されてしまいます。とりあえず「普通のラーメン!!(600円)」を注文。スープも一口目は混ぜずに飲まなければなりません。丁寧に多層構造に作られたスープ。確かにこれを無造作にかき混ぜるような行為は、うまいラーメンへの冒涜といえなくもない。味見もせずにコショウをぶっ掛ける行為と似て、ラーメンフリークの逆鱗に触れる行いでしょう。そういう人は、即退場になっても仕方ない。「元気一杯」のご主人もそういう思いなのでしょうか。

スープはマイルドな口当たり。表面には細かい背脂が浮かんでいます。コクのある味わいは、骨髄が溶け込んでいるからでしょう。こういうスープにありがちなザラザラ感もなく、穏やかで非常にうまいスープです。麺はスープほどにはこだわってはいませんが、なかなかおいしい麺。店内には博多製麺の箱がありました。

いろいろと注意事項が多いのは、丁寧に作ったスープをキチンと味わって欲しいという思い。確かに、言うだけあって、普通の博多ラーメンのスープとは違います。これほどおいしかった博多ラーメンは、他にはふくちゃんラーメンくらい。この2店には何度も訪問したい魅力があります。


■店名:元気一杯
■住所:福岡県福岡市博多区下呉服町4-31
■電話:092-263-0220
■営業時間:11:00~22:00、土・日12:00~21:00
■定休日:第3日曜日


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コメント

こんにちは。

アツい店主の想いがびしばし伝わってくるお店なのでしょうね!ここまでルールがあるにも関わらずお客さんから愛されているのは相当美味しいのでしょうね。それとともに、なんだか厳しいというより温かみがある雰囲気なのでしょうか?くに様の記事を読んでいるとそんな感じがしました。

ここは確かに美味しいですよね〜〜
私が行った時は、食べ終わって店の外から写真撮ろうとしやら察知されて奥様は私と一緒に店の外まで出て来て、結局何も撮れませんでしたぁ〜〜(笑)

◆はーるんさん
温かみはないかも(笑)。でもまあ、ラーメン好きとしては理解できる部分はあります。会員制にすればいいのにと思うほどです。

◆どるふぃんさん
おいしかったです~♪写真残念でしたね。5分後に引き返してくるという手もあったかも・・。

ぜんぜん外観ではラーメン屋と判断ができないですよねぇ。
こういう頑固おやじのラーメンを私も食べてみたいです。

◆こうめさん
店主は結構若い方でした。頑固親父というよりは、スープに燃えるラーメン店主っていう感じです。言うだけあって、かなりうまいスープでした。

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