エジンバラに着いてすぐに向かったのは、宿泊するホテル「シスル エジンバラ」の近くにあるCalton Hill。世界遺産になっているエジンバラ新旧市街など、エジンバラの全景を一望にできる丘です。
これはCalton Hillにあるモニュメント。「ナポレオン戦争戦没者記念」でアテネのパルテノン神殿を模して作られました。「北のアテネ」と呼ばれるエディンバラらしいですね。ところがこのモニュメント、予算の都合で途中で建設中止になり、今も未完成のままなんだそうです。。
エディンバラ旧市街は中世の建物が多く残る、世界遺産に登録されている街です。
奥に見える丘ホリルード公園は(Holyrood Park)。映画「炎のランナー」の舞台にもなった場所。
これもCalton Hillにある「ネルソン記念塔」。ネルソン提督の望遠鏡を形どった記念塔です。ネルソン提督は、トラファルガー海戦でフランス-スペイン連合艦隊を破り、ナポレオンのイギリス本土侵攻を阻止したイギリス海軍提督。
ホテル前の通りは人も車も多い。「シスル エジンバラ」は便利のいい場所にあります。
ホテルからすぐの交差点。右側に見えるのは馬に乗ったウエリントン卿の銅像。ウェリントン卿は、ワーテルローの戦いでナポレオンを破った英雄です。
宿泊するホテル「シスル エジンバラ」の玄関は花で飾られていました。「シスル エジンバラ」はエジンバラの観光スポットにアクセスがいい便利なホテル。立地がいいのでかなりオススメです。
ロビー。小ぢんまりして落ち着きます。
室内はこんな感じ。古めかしいカーテンと近代的な壁掛けテレビが意外とマッチしていて面白かった。(写真はないけれど・・)
前の日にCalton Hillに登った時、ここで朝日を撮ると綺麗だろうなと思いました。日の出の時間を聞いて、まだ薄暗いうちから朝焼けの写真を撮りに出掛けます。真っ暗な中、冷たい雨が降りだしました。大きな木の下で日の出を待っていると、急にするどい朝日が差してきた。古い建物を照らすエジンバラの日の出。寒い思いをして撮りに来てよかった。一生の思い出になりました。
エディンバラ新市街も世界遺産に登録されています。新市街といっても、18~19世紀に作られた街で当時の建物が多く残っているそうです。有名なホリールード宮殿も上から見ることができます。
時間がないので急いでホテルに戻ります。ホテルは既に食事の時間。エレベーターで一緒になったおじさんが、雨でずぶ濡れになった姿を見て「お前どうしたんだ?」と聞いてくる。「朝焼けの写真撮ってたら急に雨が降ってきた」と言うと、「そういうこともあるさ」と慰められた。海外ではなんでもない会話もうれしく感じる。こんな寒い思いをした時は特に。
部屋に戻るとほくとさんは爆睡中。急いで起こすと「ウドさんに申し訳ない」とうわ言のように言う。僕も時間がないので朝食は一気に腹に押し込む。でも写真だけはキッチリ撮ってます。パンが超うまい。もっとじっくり味わいたかった!
スコットランドの民族衣装「キルト」(kilt)です。ホテル前で撮影をしていたので「一枚撮らせて!」と言って撮らせてもらいました。スコットランドに来る観光客はアメリカ人が多いそうです。彼らの多くはスコットランド出身で、先祖のルーツを探りに来るらしい。エジンバラは古くていい街です。いつの日かもう一度Calton Hillに登りたい!
■シスル エジンバラ(THISTLE EDINBURGH)
■住所:107 Leith Street, Edinburgh Eh1 3Sw
■電話:0870-3339153/131-5560111