第23回 フードジャーナリスト会議に参加しました。今回のテーマは、「京都ツウ!傾向と対策2010」。そして、裏テーマが「東京京都大学」プレプレオープン!」というもの。会場は100人を超す、食・出版・メディア関係などの人々で大盛況でした。
まずは、わぐりたかしさんと、葉石かおりさんによるおみやげ紹介から。東果大阪株式会社(一品一会)の幻のグレープフルーツ『ゴールデンオロブロンコ』。カンロ飴と料理通信のコラボ開発商品「とろり、とけあうキャラメル」。京都北山マールブランシュの「お濃茶ラングドシャ『茶の菓』」。祇園の料亭で使われている、八代目儀兵衛さんの米など。
※一番下のリンク先に、おみやげの詳細・リンク先などがあります。詳しくはそちらをご覧下さい。
今回はお二人のゲストスピーカー。まずは、オールアバウト「京都」ガイドを担当されている、株式会社「のぞみ」代表、藤田功博さん。京都ガイドブックの編集や、観光企画などを手がけている方です。京都大学在学中に出版した「歩きたくなる京都地図本」が30万部を超える大ヒット!みなさんもこの本は見たことあるんじゃないでしょうか。この後の懇親会で向かいの席になり、京都の肉割烹や渋谷「ゆうじ」の話で盛り上がりました。
藤田功博さんのスピーチは「ヒットする京都企画の秘密~2010年、京都はこう動く!」。この中で京都の観光に対して様々な分析をされていたのですが、興味深かったのは、「京都観光客のうち、20代の女性はわずか7%しかいない」ということ。てっきり20代女性が京都観光の大半を占めていると思っていたのですが、この結果には驚かされました。
もうお一人は、「京都偏愛フリーエディター&ライター」の関谷江里さん。この写真で説明しているのは、半兵衛「麩」ではなく、半兵衛「麸」が正解という話。店の名前も難しいものです。関谷さんが「今、いいと思うお店」は、食堂おがわ、じき 宮ざわ、祇園にしむら、ケザコ、京都ネーゼ、SOU・SOUなど。共通点は、小さなカウンター席の店ということです。割烹では、カウンターは特等席。目の前で調理を見ながら、会話も楽しめるところがいいですね。
終了後、近くの中華料理屋で懇親会開始。少人数で中身のあるお話が出来ました。さて、未だ正体不明の「東京京都大学」。これからどのように展開していくのでしょうか。今後はフードジャーナリスト会議だけでなく、「東京京都大学」にも注目したいところです。