本日、9月28日にオープンする新店「わだ家 別邸」のプレス内覧会・試食会に参加してきた。
六本木から西麻布の交差点に向かって行って、左に折れた所に、わだ家別邸がある。歩くとかなり距離があるので、行きはタクシーに乗ることにした。雨が降っていたので、ここまで歩く気がしない。それが西麻布という場所のいいところでもある。最寄駅がないから、お忍びで行くような隠れ家的な店ができる。わだ家もそんなコンセプトの店だ。芸能人が他のお客さんと顔を合わせずに利用できるような工夫もしてある。
わだ家は東京と大阪を中心に6店舗ある。さらに東京と大阪に別邸を1店舗ずつオープンして、計8店舗にもなる。銀座店にもあったとは知らなかった。それから「わだ家」というのは、和田アキ子さんの店だというのも今回はじめて知った。感心したのは、「芸能人の店」というだけで売ろうとしているのではなくて、内装、料理、お酒と、いろいろと吟味して、しっかりとしたものを提供しているところ。和田アキ子さん、商才もかなりのものだと思う。たぶん6~7千円くらいの客単価の店としては、料理もワインもかなり美味しい方だと思う。内装やお皿なんかも凝っているし、お店は落ち着きのある雰囲気。かなり使える店だなと思った。
いろいろな種類のプレートが用意されている
この日のコース料理例
オリジナルワイン カベルネソーヴィニヨンとソーヴィニヨン・ブラン
まずは二階のディスプレイスペースに案内された。焼き物を割って、透明なアクリルの中に閉じこめたプレートを使っているということで、皿の違いでいろいろな種類がある。ジャパニーズモダンをコンセプトにしているというのはこういうところに現れているそうだ。
その横にはコース料理の例があった。この日は試食会ということで、コースを全て食べることはできず、ピンチョスと鍋をひと口ずついただいた。そのかわりここにコースの例が置いてあるということだろう。
生ハム・オリーブ梅
むかご・北海道産男爵芋・味噌コロッケ
フォアグラカナッペ
アスパラガスの昆布〆
干し柿・クリームチーズ、北京ダック・白髪ネギ・金山寺味噌
ハスカップ×ブルーベリー・ソーダ
ジンジャー×柚子・ソーダ
その後は二階の席でオリジナルワインとピンチョスをいただきながら、一階の席が空くのを待つことになった。この日は一階のカウンター席で、この店のウリである「ワインしゃぶしゃぶ」を食べることができる。カウンターは三組くらいずつ案内しているようだが、それに比べてこの日の参加者はかなりの人数だった。少し待たされたけど、ワインはなかなか美味しいし、僕としてはそれなりに楽しむことができた。
赤ワインしゃぶしゃぶは、銘柄牛を使用したすき焼き風のしゃぶしゃぶ
白ワインしゃぶしゃぶは、愛媛県産鯛・千葉県産蛤を使用。鳥と蛤の出汁に、白ポン酢を付けて食べる
トリュフ・バニラアイス・黒豆醤油
和田アキ子さんが仕事終わりに和食を食べることができる店が少ないということで、それだったら自分が店を作ってしまおうというのが、わだ家のはじまりだそうだ。そのせいか遅くまで営業している。月曜から土曜は朝の4時まで、日曜・祝日は24時まで。覚えておくと助かることがありそうだ。
■店名:わだ家 別邸 東京西麻布店
■住所:東京都港区西麻布3-17-22モダンフ ォルム 1F・2F
■電話:03-6447-2687